中古戸建の購入を成功させるためにはいくつかのポイントがありますが、代表的な7つをご紹介したいと思います。

①購入予算の明確化
一口で購入と言っても「物件価格」以外に収入印紙・登記費用・火災保険・仲介手数料・リフォーム費用・金融機関の諸費用等がありますので、これらを含めた予算計画を立てましょう。専門的な登記費用等は担当者へアドバイスをもらうと良いでしょう。

②物件の希望や条件の優先順位を決める
お子さんがいるご家庭だとエリアの選定では「学区」限定や駅距離、土地や建物の広さ、周辺環境などなどをリスト化し、最低でも10個をだしましょう。更に優先順位をつけましょう。

③情報収集
物件情報は「インターネット」で簡単に収集可能な時代です。SUUMO・アットホームなどのポータルサイトをフル活用して②の優先順位をもとに物件収集しましょう。

④現地見学
情報をもとに営業さんと同席で見学が一般的です。反面、しつこくされたり面倒だったりとする場合は、きになる候補物件の所在地のみを教えてもらい、外から見学してそこで更に気になる物件を絞った不動産を営業さんへ連絡して内見するのも良いでしょう。

⑤専門家のアドバイスを受ける
専門家といっても一般的な不動産営業に相談しても良いでしょう。しかし、経験値が低い場合やリフォーム経験の乏しさ、知識不足の営業さんに出会ったしまったら「運が悪い」と思って勇気を振り絞り担当者を変更してもらうことも仕方ないと思います。リフォーム会社の担当者と物件を見に行くことでそのリスクは軽減するでしょう。

⑥法的なチェック
宅建業法や建築基準法のチェックを指します。一般的には不動産担当者で十分に対応可能です。さらに言うと「契約前にホームインスペクションの実施の依頼をする」ことで安心して申し込みが可能となります。

⑦買うもリスク、買わぬもリスク
買っても、買わなくてもリスクです。購入するにあたり悩む物件なら当然、買おうか・やめようかと悩みます。そんなときは、検討中の物件が他の人に買われてしまったら「ショック」となるようでしたら購入に向けて進めましょう。「ショックではないな」と思うなら他の物件を探しましょう。

以上、参考となれば幸いです。